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菊田一夫(1973年、66歳没)が脚色・演出した、世界初の舞台版『風と共に去りぬ』第2部のパンフレット(1967 帝国劇場)。これが入手した古本の束に挟まってたのに気付いて、興奮。 だって、円谷英二がアトランタ炎上や戦闘風景など劇中に投影(スクリーンプロセス)されるスペクタクル映像の特撮を担当していたから。 ファンが見たくても決して完全な形では叶わない、舞台の円谷特撮。 パンフには特撮使用カット写真が載ってると思ったんですが…スター写真ばっかで何もない!ガッカリ。伊藤熹朔(この舞台が上演された1967年、67歳没)が描いた舞台デザイン画は載ってるけど。
パンフに寄稿した評論家が書いているが、前年1966年の第1部上演時、映像によるスペクタクル(本物の馬も舞台に出したという)を盛り込んだ舞台は賛否あったという。しかし結果は大勢の観客が押し寄せ大ヒットロングラン。 待望の第2部上演となった。さらに、総集版も上演された。
円谷英二が関わった舞台は他にもあり、使用フィルムは東宝に残ってると思うんですが…今のところ日の目を見てないです。 |
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