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このところ毎日、雨が降り頻る。
中島貞夫監督『あゝ同期の桜』(1967.6 東映)は、学徒出陣で海兵団に入団した若者たちが、やがて神風特攻で散る事になるまでの物語。 松方 鶴田 千葉 高倉 天知らオールスターキャストだが、公開時には出演者もダブる全26話の東映テレビプロ版も放送されていたという。 珍しい出演者では蟹江敬三が。ウィキなどでは最初の映画みたいに載ってるが、実際どうなんだろう。
矢島信男の特撮だが、何故かクレジットには合成の松本春吉(『ワタリ』に参加してる)のみクレジット。功労者にタイトルに載る権利を譲ったのだろうか。 佐久間良子が、特攻基地に向かう夫・夏八木勲の乗る戦闘機隊を仰ぎ見る合成カットは確かに秀逸だった。 訓練用複葉機のミニチュアとスクリーンプロセス、基地が爆撃されるミニチュアカットもあるが、記録フィルム使用で逃げているところも多く、堪能するところまではいかず。 |
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