腹筋
|
|
朝のアニメ『ドラゴンボール超』の後、『ワンピース』には興味ないのでほぼ観ないが、今日はたまたまチャンネルを替えないでいて、カイドウ落下シーンに見惚れてしまう。 往年のアニメ版『北斗の拳』作画を思い出す、濃いぃ腹筋の三段影塗り分け。重量感満点。 志田直俊の作画らしい。
バス待ちの書店で小泉さんの新刊エッセイ集を買おうとしたら、「アウシュヴィッツを志願した男 ポーランド軍大尉、ヴィトルト・ピレツキは三度死ぬ」(2015 講談社)という本が目につき、立ち読み。 悲惨な内情を知らしめ、解放まで目指したという潜入特務士官の伝記だが。 ここに名が出る、ルドルフ・ヘスの部下でゲルハルト・パリッチというSSの隊長は初耳だが、親衛隊の中でも突出して残酷な男のようで。 収容所で、実に25000人を拳銃で殺したという(その殺しぶりの一端が、本の中で書かれている)。 こんな奴は、戦後 逃げのびていても捕まり、死刑になったろうと思ったが。 帰宅して調べて見ると、海外のウィキにだけ項目あり。 1912年生まれ。
Some prisoners in more trusted jobs in Auschwitz fought back against the camp, one of the means of attack was to breed lice infected with Typhus in the camp infirmary and then put these lice into clothes given to SS personnel. Because of his notoriety, Palitzsch was given such an item, although he did not get typhus, his wife Luise died from it. After that, he was believed to have started sexual relations with a female prisoner.
Shortly after his transfer to Brünn he was arrested, sent back to Auschwitz, and interred in the prison in Block 11. Accused of “Race Defilement”, i.e. sexual relations with "non-Aryans" and theft, Palitzsch was sentenced to death, but reprieved and instead sent to a penal unit. In June 1944, he was thrown out of the SS. His later fate is unknown; he is said to have fallen during the battle of Budapest.
アウシュヴィッツの一部の囚人が、抵抗に用いた密かな手段の1つは、収容所(キャンプ)診療施設で発疹チフスに感染しているシラミを飼育し、これをSS隊員が着用する衣類に入れることでした。 パリッチ Palitzsch は発疹チフスにかかりませんでしたが、妻ルィーゼがそれで亡くなります。 その後、彼は女囚に性的な関係を求め始めたといいます。
チェコのBrünnへ異動の直後、彼は逮捕されて、アウシュヴィッツに送り返されブロック11の刑務所に入れられました。 「非アーリア人」との性的な関係容疑です。 死刑を宣告されましたが執行猶予され、1944年6月にSSから追放されました。 パリッチの後の運命は知られていません。 ブダペストでの戦闘で、倒れたと言われています。
大戦末期の1944年12月死亡。但し?マーク付きになっている。 執行猶予の代わりに送られた懲罰部隊で、戦死といったところか…。 殺されたユダヤ人たちの怨念か、身内であるナチの裁きを受け、肩書きまで剥奪され死んだわけで。 少し溜飲が下がったけど…。 パリッチには、子供がいたのだろうか? あと、映画『愛の嵐』シナリオのヒントになった人物かもしれないね。
|
|
|
|