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【つれづれ雑記】
 
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2004年08月の日記です




▼2004年 8月31日 (Tue)   -- No.[51]

8月の終わりに
晴れ
なんだかんだで8月が終わる。

こうやって見返してみると、初盆もあったし忙しかったんだね。
もうずいぶんと前のように感じる。
ついにBBSを作ってもらった。
映画もいろいろ紹介できた。
今月は『はだしのゲン』『地獄無門』『ガルーダ』あたりが白眉だったでしょうか。

明日から新学期が始まるし、またバスが混むな。
ではまた来月、ご退屈さまでした。


▼2004年 8月30日 (Mon)   -- No.[50]

今月の天本
雨
台風が来た。

早く帰ってDVDレコーダーの録画をチェックしていると、あまり面白くなくて観ていなかった『水滸伝』8話に天本英世が出演しているのを発見。
山賊?役でいかにも悪そうである。

すべての特撮者は、先達が作りしリストに載った以外の作品に天本や岸田森や大村千吉が出てるのを知ったら、ほかの特撮者に知らせなくてはならないのであ〜る!

なんてな。

ちなみにショウブラザースで1973年に作られた『水滸伝』は日本未公開だったが最近DVD化された。
これには丹波哲郎と黒沢年男が招かれて出ているが、翌年の日本テレビ版にも二人は役は違えど出演している。
両作品にはなにか関連があると思うのだが(小道具や衣装の貸借とか)、いかが?


▼2004年 8月29日 (Sun)   -- No.[49]

人物の食玩
雨
コンビニに行くと、トミーのディズニー物、ファンタスティックギャラリー3が出ていた。
今回はなんとウォルト・ディズニー像が入っている。
ミッキーと手を取った、カリフォルニアにあるヤツらしい。

今年は漱石や野口英世のフィギュアに意表を突かれたが、そろそろ円谷英二もフィギュアにならないかな。
誰が買うんだいって、もちろん私です(笑)。

そういや黒澤食玩、どうなったのかな。

※円谷はソフビやブロンズ風の像やガレージキットにはなっていますが、フィギュアや食玩にはなってません。


▼2004年 8月28日 (Sat)   -- No.[48]

ガルーダD
晴れ
『ガルーダ』のタイ語タイトルは『パクサヴァーユ』。
インドの神話に出てくる半人半鳥の神で、古代神ヴィシュヌの乗り物なんだって。

今調べたら東京あたりのタイ映画を扱っている店にも並んでいるようです。
でも怪獣映画なんて紹介はナシ。
特撮好きな方はぜひ買った方がいいですよ。

女優さんもイイよ(笑)。


▼2004年 8月28日 (Sat)   -- No.[47]

ガルーダC
晴れ
主役の女科学者はこんな物を持っておりました。
ガルーダとの因果関係はいかに。
日本の、平成ガメラからの引用でしょうか(笑)?


▼2004年 8月28日 (Sat)   -- No.[46]

ガルーダB
晴れ
怪獣といっても生物であるから、銃で撃たれれば傷つく。
翼を折られて飛べなくなったガルーダが、自分の手でもぎ取って攻撃を再開するシーンはかっこいい!


▼2004年 8月28日 (Sat)   -- No.[45]

ガルーダA
晴れ
横顔。

怪獣というより怪人といいたいですが、CGは上出来。
大きさは4メートル位だがクライマックス、翼を広げるとかなり大きく見える。
こいつとランボーもどきのキャラ(人間)が地下通路で戦うシーンは見せ場になっています。


▼2004年 8月27日 (Fri)   -- No.[44]

ガルーダ@
くもり
以前三一十さんのページでチラッと紹介されていたタイの怪獣映画『ガルーダ』(2004)。
知人に買っていただき、観ることができました。
感謝、です。

感想は・・・良かったです。やることはすべてやっている、期待にそぐわない出来映え(パターン、というなかれ。それすらもできていない映画のなんと多いことよ)。
夜の街で暴れる場面が多いので危惧していた怪獣の姿もよく判るように撮影されています。
言葉が判らないのですが、地下鉄工事現場で見つかった太古の遺跡から伝説の怪獣がよみがえり、暴れるという話・・・・だよね。
ガルーダの顔はガッパというかカラス天狗というか、姿はちょっとデビルマン入ってるかな。


▼2004年 8月26日 (Thu)   -- No.[43]

漱石追加
晴れ
強烈な台風16号が日本に近づいているらしい。
大丈夫でしょうか。

またブックオフヘ行き、漱石全集を3冊ほど買った。
今回も重いです!
漱石の全集というとまず思い出すのは岩波書店。
没後、何回も全集を発行してる。
中には全集に挟み込まれている月報だけをまとめた巻もあり、本当にマニアック。
新資料が見つかるたび内容も常に増補改訂されている。

しかし最初の単行本に付いていた挿絵などはオミットされていて、こういうものもひっくるめた全集が欲しい気がする。

「吾輩は猫である」はいろんな出版社から出ていて、今まで描かれた挿絵はかなりの数にのぼるだろう。
「猫」挿絵全集なんて企画はどうかな。


▼2004年 8月25日 (Wed)   -- No.[42]

ファイトだピュー太ソノシート
晴れ
某名古屋まんだらけでTVアニメ『ファイトだピュー太』のソノシートを買う。
1968年頃、つまり僕が小学校1年生頃に放送されたギャグアニメだ。
原作はムロタニツネ象。
感慨無量だ。
というのも、このソノシートは当時買ってもらったものの、親の機嫌で捨てられてしまったような記憶があるのだ。

ヲタクの方なら覚えがあるかもしれませんが、物が現存するということは実はかなりの偶然の産物なのです。
当時何が親の機嫌を損ねたかは定かでないけれど、くだらない物を買って・・・。といった塩梅だったかもしれません。

というわけで、ずっと探していた物が突然現れたということは実はすごいことなのかもしれない。
今年はオークションのおかげでそういったことの連続ではあったけれど。


▼2004年 8月24日 (Tue)   -- No.[41]

松坂屋の母子
くもり
週末の深夜映画でやっていた『ゴジラ』(1954 東宝)を観る。
やはりこれは怖い映画であった。

ソフトは持っているので、今回の録画分はDVDレコーダーで特撮場面ばかりを選んで編集することにした。
100分近い映画が30分ほどに収まる。

何度観てもなぜか印象に残るのは、このゴジラ夜間東京襲撃の中、逃げ遅れたのか?ゴジラにかこつけての一家心中狙いなのか?動けなくなって松坂屋の前でうずくまる母子だ。
「もうすぐおとうちゃまのところに行くのよ」
昔は“お涙頂戴”的なカットだと思っていたが、インパクトあるのだな。
この人、素人さんだと思いこんでいたが、三田照子という女優さんだそうな。

今回の画はアチラで買った中国語字幕版からです。


▼2004年 8月24日 (Tue)   -- No.[40]

掲示板
雨
こんばんは。24日になりました。

しろねこ師匠が掲示板を作ってくれたので、お気軽にどうぞ。
・・・・ってダメだわ、こりゃ宣伝ヘタだわさ。


▼2004年 8月23日 (Mon)   -- No.[39]

腕が抜ける
雨
帰宅途中に立ち寄ったブックオフに岩波の漱石全集が出ていた。
1990年代に編集された、現時点で一番新しい全集だ。
いつかは古本で巡り会うと思っていたが、ついにキタ!!
当然のように全巻半額だ。

懐と相談して買ったのはやっぱり書簡集と別巻だった。
全部で5冊。
しかしこの本、重い!
入れてもらった黄色いビニール袋の持ち手が指に食い込んで痛い。
腕が抜けそう。
この重さじゃ寝ころがって読めないぞ!!
あと短編集と吾輩を買いたいが、次回だ。

それにしても蔵書に書かれた書き込みや落書きまで研究対象になるとは、漱石ってつくづくヲタク心に訴える作家なんですね。


▼2004年 8月22日 (Sun)   -- No.[38]

スパイ・ゾルゲA
晴れ
デジタル合成の使い方で面白かったのは、車の車窓風景をCGで作ってはめ込んでいるカット。
一見してわからない。

あと2・26事件がらみの古い町並みの合成。
もうこういう風景は残っていないからね。


▼2004年 8月22日 (Sun)   -- No.[37]

スパイ・ゾルゲ@
晴れ
NHKBS2で篠田正浩監督の『スパイ・ゾルゲ』(2003)を観る。

この監督、最近は特撮にご執心のようで、自らの白鳥の歌たる本作でもレトロな風景をデジタル合成で現出させている。
前の『梟の城』の薄っぺらいCGにガッカリした記憶があるのでこの作品には注目していなかったが、こうしてみると善戦している。
劇場用プリントはもう少しアフターエフェクトかなにかで画を荒らしていい感じにしていたのかな。
デジタル撮影は画が綺麗すぎるので辛いのです。

しかし話は面白くない。
なぜか知らないが、平板ということばがピッタリ。
3時間ある映画をDVDレコーダーで特撮中心にまとめてみる。
なんと24分にしかならなかった。

路面電車の走る銀座。パースも良くいいショットだ。


▼2004年 8月21日 (Sat)   -- No.[36]

意外な顔合わせ?
晴れ
沖縄が重要な舞台となるムーディーなメロドラマ『旅愁の都』(1962 宝塚映画=東宝)。

建設会社で働く宝田明と上司の江川“一の谷博士”宇礼雄。
この顔合わせ、意外とないんじゃないでしょうか。
そういや今夜、名古屋では宝田主演の『ゴジラ』第1作のTV放映が久し振りにあるね。
おなじみ星由里子が共演していますが、彼女の役名が中原弓子といいまして、小林信彦のペンネーム、中原弓彦に似てるなぁ。ただそれだけの話ですが。
監督は鈴木英夫。

ところで、江川が出ている『ウルトラQ』。
開田裕治氏がウルトラQ全記録の掲示板に投稿していた話だと、数年前に発売されたDVD、ホームシアターで観てもビックリするような高画質らしいですね。
モノクロのTV作品で、あえてホームシアターで観ようという人は少ないと思うのですが。
三一十さん、一度試してみては?


▼2004年 8月21日 (Sat)   -- No.[35]

代用品
晴れ
今回は下品です。

@タイの日本人向け新聞、バンコク週報に4月に載っていた話。
バンコク南刑事裁判所は動物虐待罪で起訴されていたピラ被告に禁固1年(執行猶予2年)と罰金1500バーツを申しわたした。

なんでも被告は友人宅から闘鶏を盗み出して強姦(笑)、殺害したとか。
闘鶏というだけでもビビるのに、鳥インフルエンザの渦中にあったタイでようやったな、という感想しかない。
剛の者、っていうか性欲に果てなしというか。
鳥ってそんなにいいかぁ?

A先日放送終了した『女神の欲望』。総集編で西原理恵子がしていた話。

漁師は海でナニを代用品にするか、という話になり即座に「エイ!」と答えていた。
なるほどエイは乙姫様と呼ばれておるらしいが、そういうことだったのか。
でもどうやってするのか??それにあれ毒があるんじゃ・・・。
謎。



▼2004年 8月20日 (Fri)   -- No.[34]

茶の味
晴れ
台風が大暴れ、と思って起きたら秋のような空が広がっていて拍子抜け。

TVで映画『茶の味』の予告編を観た。
ほのぼのマッタリ系ご家族映画、なんだろうか。
石井克人監督は特撮やアニメを使って奇妙なビジュアルを作っているようだ。

観てないけど『下妻物語』『誰も知らない』など日本映画の小品佳作が今年は何本もあるようで、機会があったら観たいです。


▼2004年 8月19日 (Thu)   -- No.[33]

映画はだしのゲンE
くもり
ゲストでは、赤塚不二夫とセットでこんな人も。
まだ当時はお昼の顔になっていませんでしたね。


▼2004年 8月19日 (Thu)   -- No.[32]

映画はだしのゲンD
くもり
3作目は度肝を抜くタイトルバックで始まった。
ゲン役の子役と少女ダンサーズが主題歌“ぼくはハト”を歌い踊る!
作曲は平尾昌章。

戦争が終わって、混乱しているヒロシマ。
どこか仁義なき戦い風なのが可笑しい。
しかし米軍基地からカンヅメ盗んだりするのはともかく、少年がピストル撃ったりするのはやりすぎ!
アメリカ兵に暴行されるモンペの少女とか、定番のエピソードも。
風吹ジュンが演じていましたな。


▼2004年 8月18日 (Wed)   -- No.[31]

映画はだしのゲンC
晴れ
逃げまどう村人のひとりで登場のクシャおじさん(当時有名でしたね)はいかがなものか?


▼2004年 8月18日 (Wed)   -- No.[30]

映画はだしのゲンB
晴れ
多彩なゲストも見所ですが、石橋正次の恋人役で回想シーンに登場の竹下景子(かわいい)はともかくとして・・・。


▼2004年 8月18日 (Wed)   -- No.[29]

映画はだしのゲンA
くもり
2作目のハイライトは、家を失ったゲン一家がやっかいになる友人の住む村での話。
被爆してこの村に帰り、座敷牢のような部屋で幽閉されている青年(家は金持ちの名家)の世話をする事になったゲン。
全身やけどで包帯に包まれている。
ゲンは心を閉ざしていた青年を立ち直らせ、趣味の絵を描かせようと外にリヤカーで連れ出す。
いぶかしげに見つめる人々。
心ないことばに憤慨した青年はゲンに包帯を取らせ、その体をさらす。
取り囲んでいた村人は仰天し青年を怪物視して逃げまどうのだ。

青年を演じているのはメイクも凄い石橋正次。
原作にあるエピソードなのかもしれませんが、ビックリです。

あ、本作には大村千吉も1シーン出演。



▼2004年 8月17日 (Tue)   -- No.[28]

映画はだしのゲン@
くもり
チャンネルNECOで映画『はだしのゲン』3部作を観た。
現代ぷろだくしょんという独立系の製作会社で山田典吾監督が作った映画だ。

1作目『はだしのゲン』(1976)
2作目『はだしのゲン 涙の爆発』(1977)
3作目『はだしのゲンPARTVヒロシマのたたかい』(1980)

「はだしのゲン」という中沢啓治の原作漫画があの少年ジャンプに連載されていたことを知っている人は今どのくらいいるのだろう。
ご存じの通り、広島で原爆投下後の惨状の中、懸命に生きる少年たちの姿を描く、なかなか誹謗することが許されない名作漫画である。
当時を振り返ると、この漫画を連載時に読んでいたこどもは一種の残酷漫画として理解していた。
そして中沢の情念にあふれた描線と物語は僕らにトラウマを残した気もする。
その後、中沢の、“お父さん、中国戦線でいったい何をしてきたの?”という内容の連載もジャンプであった気がするが、あれはなんていうタイトルだったかな。

1作目の感想はお盆前にちょっと書いたので省略(笑)。
しかし通して観ると役者が3作とも全部入れ替わっているのがちょっと辛い。

しかしなんというか、陰々滅々とした戦争悲劇でなく、バイタリティにあふれた、猥雑な、エネルギッシュな映画になっていてびっくりした。

2作目は1作目がヒットしたせいか美術に木村威夫を迎え、広島の焼け跡をマット合成で表現。
担当は東宝系の三瓶一信。



▼2004年 8月16日 (Mon)   -- No.[27]

湯たんぽも
くもり
映画『サンダーバード』の湯たんぽみたいな2号も、慣れてくると味がある。
真ん中のは例の“浴玩”というヤツだが、パーツの合いが悪いというか、まったくはまらない。
久し振りに工作する羽目になった。

後ろはゴジラ全集というヤツで、もうこれは安定感抜群。
凄い時代になったものです。

ところで三一十さん、2枚組でTVのサンダーバードの国産CDが出たらしいですよ。
輸入盤より曲が多いですが、どうなんでしょう。
今度はスコアじゃなくオリジナル音源らしいです。

ちょっと時事ネタ、『華氏911』のチラシも入れてみました。


▼2004年 8月16日 (Mon)   -- No.[26]

お盆が終わる
くもり
お盆が終わった。
精霊流し、といっても最近は川に流せないからお寺にお供え物を持って行くだけだけど、年中行事が終わった。
送り火も焚いたし、そんなこんなで夏が終わる。

寺の境内では恒例の盆踊り。
ヲタク的興味は縁日のハッカパイプのキャラや綿菓子の袋の絵。
今年は何が流行っているのか・・・さすがにピカチュウはない。
版権ってヤツがテキ屋も怖いのか?

今朝はめっきり涼しく、秋の気配。


▼2004年 8月15日 (Sun)   -- No.[25]

納涼に『地獄無門』B
くもり
これが人間を解体して分配する集団のかぶっているマスク。
オリジナルなのか、香港のどこかにある伝統的なマスクなのか知らないが、強烈な印象。
大畑晃一は「世界トホホ映画劇場」でヒョットコに似ていると書いてます。


▼2004年 8月15日 (Sun)   -- No.[24]

納涼に『地獄無門』A
くもり
特異なご面相のキャラたち(顔のゆがんだ霊幻道士もいる)の中で印象強烈なのがこの人。
村人のひとりだが、香港の羅生門綱五郎か?


▼2004年 8月15日 (Sun)   -- No.[23]

納涼に『地獄無門』@
雨
ツイ・ハークの初期傑作として知られたショッカー映画『地獄無門』(1980 香港)のVCD、ずっと積んであったんですがお盆休みにやっと観ました。
なかなか、凄いです。

要するに怪しげな辺境の村(ラストで海に逃げるので、島のような印象)の住民は実は人食いであって、迷い込んだ訳ありの人たちを捕まえては即座にさばき、分けて食っておった。
そこにエージェントが犯罪者を追って潜入して・・・という話。

中華包丁を持った解体集団はカンフー技で凄いスピードで襲いかかってくるし、住民はフェリーニもびっくりの凄いご面相の役者を揃えてるし・・・あれ、役者なのかな?

アジアのディープな香りがするこういう映画、たまにはどうですかな。
DVDも出たらしいですね。


▼2004年 8月15日 (Sun)   -- No.[22]

落ち穂拾いC
雨
いつも暑い時期になると思い出すフレーズがある。

「1995年夏、人々は溶けかかったアスファルトに己が足跡を刻印しつつ歩いていた。・・・・・ひどく暑い」

これは何かというと、アニメ作家押井守が初めて作った実写映画『紅い眼鏡』(1987)の中に出てくるセリフ。

政府によって解体され、残党も殲滅されたはずの特務部隊の生き残りが国外逃亡していたが、密かに戻ってきた。
彼の目的は?
入国を察知した公安チームとの死闘が始まる・・・。
そんな話のはずだけど(笑)。

もっともこれ以前に押井が脚本を書いたTVの『うる星やつら』の中に出てきたような気もします。
1995年は別の年号でね。

この映画、いろいろいわれてるけど僕は結構好きなんですよね。
低予算の分だけ、ロケで巧みに迷宮感覚を出した後半のシーンとか、音楽とかね。
この猫っぽい公安の手下ども、印象に残ってるなぁ。


▼2004年 8月15日 (Sun)   -- No.[21]

落ち穂拾いB
雨
今朝は起きたら雨が降っている。
久し振りのことで、涼しい。

DVDで『地球の危機』(1961 アメリカ)を観る。
のちにTVにスピンオフされ『原潜シービュー号 海底科学作戦』となったSF映画だ。
タイトルが終わったあと、氷山の浮かぶ海から浮上するシービュー号のかっこよさ!
特撮のL・B・アボットが魅せてくれます。

でもあとはバンアレン帯の異常で地球が高温になり、空が真っ赤に燃える特撮がいいだけで、海中を行くシービュー号のカットはそんなに良くない。
もうちょっと面白く作れたら・・・と思うが、これがアーウィン・アレンの限界ですかね。


▼2004年 8月14日 (Sat)   -- No.[20]

落ち穂拾いA
晴れ
先日亡くなった映画監督、湯浅憲明のトークを唐沢俊一がまとめた「ガメラを創った男」(1995 アスペクト)。
ブックオフで見つけました。

トークの面白さを充分に生かした読み応えのある本ですが、平成ガメラが話題になった頃の出版なのですね。
映画人の一家に生まれ、撮影所の興隆とともに歩んだ監督の話は面白く、僕が昔聞いたあの名調子が蘇ってくる唐沢の採録は巧み。
でもオフレコ部分がなお面白いという裏話はたしか「ガメラが来た」という同人誌に書かれていました。
機会があったら一読をお勧めします。

で、父の教え、“女優に手を付けるな”から、師事した名匠たち・・・島耕二、衣笠貞之助、川島雄三、井上梅次(ガメラ第一作のシナリオをもらったとき、真っ先に相談したのはこの『嵐を呼ぶ男』の監督だった!)のエピソード。
ヒットしてなんぼ、という監督魂も含め、単に怪獣映画を語るだけの本じゃないのがいいですね。

ただこれは編集の問題ですが、フィルモグラフィーが付いていない。
あとポカミスが気になる・・・っていうか、例えば『ガメラ対ギャオス』でギャオスが襲来するのは東京じゃなく名古屋なんだよね。
ご当地映画だったからなおのこと。
このあたりは直して欲しかった。

でもいい本だし、ぜひ増補改訂新版を出して欲しいですね。


▼2004年 8月14日 (Sat)   -- No.[19]

落ち穂拾い@
晴れ
アテネオリンピックの開会式は漠然と観たけれど、どうもスポーツには燃えるものがなにもなくって。
高校野球もまたしかり。
地元中京が善戦しているようだが。
こういうタイプは、生きてればだけど、小林信彦みたく50すぎてから野球とかに興味が出てくるのかな。

そんなわけでヲタクはヲタクらしく怪獣映画の話題とまいろう。

海外版の『キングコング対ゴジラ』、やっと観ました。
長い間機会がなかったんですわ。
なんか向こうの無名役者が出てる追加カットがありますね。
東京とアメリカの二元中継でこの事件を報じるという構成。
あとゴジラとコングが海に落ちてすぐ地震?があるでしょ、『地球防衛軍』の大陥没シーンのライブフィルムが追加されています。

日本の博士役の2世?俳優が示す新聞。
なんか『ブレードランナー』もビックリのロゴマーク切り貼り!


▼2004年 8月13日 (Fri)   -- No.[18]

お盆
晴れ
今日も暑い。

朝、うちに寺の住職が来て仏壇の前でお経をあげてくれる。
来年はもう三回忌になるんだってさ。
そのあと寺へ行き、花を供える。
今日は墓参りのラッシュ。水汲み場は並んでいる。

お盆の支度は先日ほとんどすませたので、今日はラク。
明日は住職の言っていたおはぎを供えよう。
しかしナスで馬作ったり、庭で迎え火焚いてるオレってなんか滑稽であるなぁ。

しかしこうやって伝統は受け継がれていくんだろう(リピート)。


▼2004年 8月13日 (Fri)   -- No.[17]

姿なき一〇八部隊A
晴れ
監督の佐藤武は故人だと思うが、戦前『チョコレートと兵隊』という時局映画でデビュー、報道班として従軍していた経験もあり、兵隊さんの描写には説得力がある。
この作品のすぐあと、ドキュメンタリー映画に転向。
70年代にはあの多摩川決壊のドキュメンタリーも撮っているらしい。

写真はラスト、夜明けとともに彼岸に去っていく英霊を乗せた列車。
999じゃありません。


▼2004年 8月13日 (Fri)   -- No.[16]

姿なき一〇八部隊@
晴れ
終戦記念日が近づき、チャンネルNECOでも戦争にまつわる映画が連続放映されている。
『はだしのゲン』3部作放映(姉ちゃん役の子役が盗みの疑いで上半身裸にされ、大泉滉演じる先生に責められるカットがある。下はブルマー。こういう場面がお好きな方、どうぞ)などいろいろあるが、今回はこれ。

『姿なき一〇八部隊』(1956 大映)。
タイトルから連想するのは特務部隊の活躍を描くアクション物みたいだが、違った。
深夜の駅、終電車が行ったあと戦地に散った英霊たちを乗せた幽霊列車が音もなく滑り込んでくる。
一〇八部隊の兵士たちは戦後10年たった祖国を見るため、帰ってきたのだ。
残された妻や、友人や、親はどうしているのか?
リミットは始発電車が動き出す早朝である・・・。
部隊長役の笠智衆をはじめ、中山昭二、藤原釜足ほか異色キャスト。
原作はラジオドラマらしいが、脚本は5人がかり。
特筆すべきは、回想シーンをのぞきメインキャストがほとんど幽霊であるから、透けているんである。
単純な2重露光だが、これを全編やるのはかなり面倒くさいぞ。
このホームに部隊が整列するカット、どう撮ると思います?

監督は佐藤武。
特撮スタッフはクレジットされていない。


▼2004年 8月12日 (Thu)   -- No.[15]

初盆
晴れ
昨日は母親の初盆だった。
朝からお寺に行くと、もう人が集まっている。
雲ひとつないピーカンの空、暑い。

終わって外に出ると、サービスでかき氷をふるまっている。
他の人が食べている宇治金時が美味しそうだったのでそれにした。

帰って仏壇の飾り付け。
まあこうやって伝統は受け継がれていくんだろうな。




▼2004年 8月12日 (Thu)   -- No.[14]

幻の湖パンフレット
晴れ
ブックオフで映画『幻の湖』(1982 東宝)のパンフレットを買う。

内容の紹介はしませんが、トンデモ系の映画として知られた作品ですね。
物語紹介を読むと・・・なんと主人公の女性がソープ嬢だということが書いてない!
観て驚け!ということか。
解説を書いているのが故・荻昌弘。
こういう作品をどう語るのかですが、そこは名人芸。
ちゃあんとトンデモと判った上で書いています。

でも、この解説を読まなきゃ主人公がソープ嬢だって分かんないよ、お立ち会い。
巨匠橋本忍の困った作品に東宝も苦慮したか?


▼2004年 8月10日 (Tue)   -- No.[13]

日記その後
晴れ
先日古本市で買った日記。
この書き手(医者の息子)は戦記マニアであったらしい。

その手の本を集めるだけでなく、小松崎茂や樺島勝一といった挿絵画家の大御所に手紙を書いて返事をもらったり、わざわざ東京の出版社などにいって軍艦などの写真を買い(国際出版社というグラフ紙を出していたところ。確か戦艦大和の写真を戦後初めて公表したのはここだったはず)収集していたようだ。
日記の巻末には池田宣政(冒険読み物作家の南洋一郎の本名)、坂井三郎(!)の住所も書いてあった。
マニアック!
ひとのこと言えんけど。

1954年ということで、特撮ファンとしてはこの年の秋公開の『ゴジラ』について何か書いていないかチェックしたんですが、
何もなし。
戦争映画はよく観ているようなので、もしやそのつながりで観たかな、と思ったんですが。
でも当時の学生さんはまめに映画を観てはりますなあ。
シネマスコープ第1作のアメリカ映画『聖衣』の入場料は200円だったらしいね。


▼2004年 8月10日 (Tue)   -- No.[12]

喜劇新思想大系
晴れ
山上たつひこの歴史に残るギャグマンガといえば「がきデカ」が有名だが、その前夜、1972年から74年にかけ双葉社の「マンガストーリー」に連載された「喜劇新思想大系」は忘れることの出来ない傑作である。
今回フリースタイルという出版社から2色カラーページの再現も含めた完全版が出るという情報を江口寿史のホームページで知り、注文していたがついに届いた。
上下巻、分厚い。

内容は・・・エロでグロで知的で青春で、というものだ。読めば判る。
これまで何度も出版されてきたが(僕が読んだのは秋田漫画文庫版、中学校の時クラスのヤツに借りた)、完全版は初だという。
ことばの問題でもあり、内容の問題でもあったろう。
未収録エピソードがあるわけだ。
特に某偉人の生涯のパロディ編は改題されているが凄いな。

下巻の最後に山上の回想記が付いているが、これも良い。
お勧め。
もし売れたら今度は山上たつひこ初期短編集を、ぜひ。


▼2004年 8月 8日 (Sun)   -- No.[11]

いろいろ買った
くもり
吹上ホールの骨董市、行ってみたが今回はこれというものなし。
1958年はじめの「東宝」(東宝映画のPR誌)だけ買って帰る。
大作『地球防衛軍』を終えた円谷英二率いる特殊技術課はこの年の正月明けより新作『液体人間と美女』(仮題)の製作にはいるとある。

鶴舞の古本市はというと、入口の100円均一のコーナーに収穫(?)があった。
また日記である。ここで日記を買ったのはいつか書いた電波系老人のものから数えて3冊目。
1954年の学生さんの日記帳だ。
毎日律儀に書いてある。
なんと裏に住所が書いてあった。
どうやら名古屋の某病院のご子息らしい。
ネットで検索すると、この病院は今も現存している。
当時大学生で、三島にある某N大学に行っていたようだ。
休みには下宿から名古屋に戻って暮らすわけで、その辺の描写も興味深い。
といっても医学を修めていたわけではないようで、今あとを継いでいるのは別の子息なのか?
この件については全部読んで、後日、また。

DVD『殺しの烙印』、CD「仮面ライダー サントラ3枚組」なども買う。
ライダーのBGMをまとめて聞こうと思ったのは初めてなり。
ライナーを読むと散逸しているテープもあるようだ。


▼2004年 8月 8日 (Sun)   -- No.[10]

祥月命日
くもり
本日は母の祥月命日。
本当に一年たったんだなぁ、という感じを深くする。
母も早くになくなった父たちのところでやっとのんびりできるんだろうか。
今週は初盆もあるし、初めてのことをいろいろやらねばならない。

お墓に寄って先週供えた花が枯れているので持ち帰る。
最近はお寺もゴミ問題で花ですら持ち帰りとなってしまった。
遠くのひとはたいへんだよな。

骨董市と古本市をチェックして帰ると突然親戚が来てビックリする。
アポぐらいは欲しいですう。


▼2004年 8月 7日 (Sat)   -- No.[9]

竜巻小僧A
晴れ
主役のトミイ役・和田浩治と、外人部隊みたいな制服着たヒゲの七条役・ジェリー藤尾。

ひょっとして・・・次元大介の原型はこのキャラ??


▼2004年 8月 7日 (Sat)   -- No.[8]

竜巻小僧@
晴れ
チャンネルNECOで今月は日活の“小僧シリーズ”を連続放映している。
和田浩治主演のアクションものだ。
これはシリーズ3作目で最終作という『竜巻小僧』(1960)だが、クレージーキャッツが出演していてもうけた気分。
しかもジャズ喫茶でやっていたような珍演奏をたっぷり見せてくれます。
楽器壊しはパターンですが、なかなか面白いので機会があったらどうぞ。


▼2004年 8月 7日 (Sat)   -- No.[7]

沢村いき雄のロビーカード
晴れ
某オークションで東宝特撮映画ファン垂涎の『宇宙大戦争』(1959)ロビーカードが出品されている。
過去ムック本などでも紹介されることのなかった珍品だと思う。
で、価格は当然のごとく高い。

これはもう落札されてしまったが、映画の冒頭で侵略者ナタール人の円盤が鉄橋を持ち上げて列車を谷底に落とすというシーンのカード。
驚きポーズのおやじは保線夫役の沢村いき雄。
東宝映画ファンならご存じの名脇役で、黒澤『用心棒』でちょろちょろしていた・・・といえばお分かりでしょう。
彼のカラーロビーカード(着色ですがね)は出演歴の中でこれ一枚ではないのかな。


▼2004年 8月 5日 (Thu)   -- No.[6]

渡辺文雄の死
くもり
俳優の渡辺文雄が亡くなった。

初代くいしん坊万才のリポーターとして知られたが、大島渚監督の映画の常連として有名だった。
特撮ファンには『ウルトラQ』の名作「カネゴンの繭」でこどもたちをブルドーザーに乗っていじめるヒゲオヤジを二瓶正也とコンビで演じて印象的でした。
カネゴンになった少年を元に戻すにはヒゲオヤジを逆立ちさせないといけないんですね。
造成地の崖で逆立ち状態になった渡辺氏をDVDで観ながら追悼するとしましょうか。

享年74。


▼2004年 8月 4日 (Wed)   -- No.[5]

アニメあれこれA
くもり
アニマックスで観るつもりもなく観ていたらやっていたアニメ、「スーパークマさん」。
南欧風?の美しい街にはなぜか悪がいっぱい。
それをやっつけるのはぬいぐるみのクマ。
もうひとり(?)、女の子のバレリーナ人形も活躍。
特に意味付けはなく、絵面の面白さだけ狙った?変な作品です。

演出は東映系の貝沢幸男。


▼2004年 8月 3日 (Tue)   -- No.[4]

アニメあれこれ@
くもり
日本のMTVでも全編アニメで製作したものが時々ある。
これはPE’Zというバンド?のインスト曲。
女の子がバンドのコンサート会場に迷い込み、トリップする?という内容。
アニメーターは誰か知りませんが、カクカクした動きとセンスのある作画がいい感じ。


▼2004年 8月 2日 (Mon)   -- No.[3]

消えちゃった鉄人
晴れ
鉄人28号17話、「黒龍丸事件」を昨夜録画した。

巣鴨プリズン(!)から出所してきたビッグファイア博士、明神礁(?)の爆発と来てラスト、衝撃の敷島博士の死!
朝チラチラと観たんですが、帰宅してじっくり観ようと思ったら・・・なんとあろう事か誤消去でパー!
DVDレコーダーを買って初めてのことなり。
レコーダーのハードディスクに記録した情報は一度消すと復元不可能なんですって。残念。
DVDソフトがいずれ発売されるので、それを狙おう。

とはいうものの、一応書いとこう!
・・・・これを見てくれている誰か、もし録画されていましたらコピー願えないでしょうか?
DVDーRでもテープでもいいです。
・・・・やっぱり悔しいもんなぁ。


▼2004年 8月 2日 (Mon)   -- No.[2]

ゾンビTシャツ
晴れ
台風のあとらしく、見事な雲が空を覆っている。
カメラがないので残念。
通勤の道すがら撮影してるのも変だしね。

地下鉄の中でカップルの男の方がジョージ・A・ロメロの名作『ゾンビ』のTシャツを着ている。
タイトルロゴも見慣れたデザインだが、どこかおかしい。
そう、原題“DAWN OF THE DEAD”(死者の夜明け)が“DAWN OF THE HEAD”になってます。
わざと間違えたのかな?
意味は・・・アタマの夜明け・・・なんですかね。
東南アジアあたりの製品なんでしょうか。

そういやタイで買った『ゾンビ』のVCD、まだ観てないや。


▼2004年 8月 1日 (Sun)   -- No.[1]

一周忌
くもり
台風の影響もそれほどなく、曇り空の名古屋。
母の一周忌で親戚が集まり、無事終了した。
命日は8日だが、去年のあの日も台風が来てたっけ。
なんか気分的にひとつの区切りがついたような気がする。
あとは初盆。これは11日に決めた。

アニマックスのロボットアニメ特集、流し録りしていたが終わったようだ。
あとで好きなとこだけ残して消去出来るのがDVDレコーダーのいいところ。
ベストロボットアニメはやはりファーストガンダムに決まったようだ。
広義のロボットアニメだから、タイムボカンシリーズも入るのだが、何曲か好きな曲がある。
オープニング、エンディングだけ残して編集するなりよ。





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