東京に行くA
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京王線の芦花公園から歩いて5分。世田谷文学館はありました。
「映画俳優・三船敏郎」と題された展示会は期待したとおり充実の展示内容。 僕が興味深かったものを書くと、
・当時志村喬の家に寄宿していたため、住所が“志村喬 内”と書かれた三船の結婚式案内状。 ・黒澤明代表作のシナリオ群。 びっしりと書き込みがしてある。全ページ見たい貴重資料だ。 『野良犬』の台本には「ジャングルブギ」を歌う犬とねずみのイラストが。 前作『酔ひどれ天使』の挿入歌がなぜ? ・『用心棒』で使われた刀。 ・ニューフェイス時代のノート。カラーコピーされ閲覧できるようになっていた。 ・監督作『五十万人の遺産』のイラスト(コンテ画?)入りシナリオ。 ・出演作シナリオ、たくさん。 『用心棒』のシナリオには赤スタンプで「此の映画を面白く観て頂くためにものがたりは内密にしてください 黒澤明」と押されていた。 ・海外作品。 『1941』の潜水艦考証を正すために書かれた?直筆の原稿。 幻の底抜け超大作『仁川 INCHON!』のシナリオも。 ・三船プロ製作の映画『犬笛』の予告編コンテ。 三船直筆で、菅原文太はちゃんと似せてありました。 |
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